美白化粧品=医薬部外品のこと知ってますか?
”いつまでも自分らしく過ごしたい、あなたへ”
毎日使う化粧品やスキンケア、本当に肌に届くものを選べていますか?
高いお金を払って買う化粧品だからこそ、
『本当に肌に必要なものを選んでほしい』
『間違ったスキンケアで肌に負担をかけたり、お金をムダにしてほしくない』
そんな想いで、発信しています。
化粧品業界では、「敏感肌用」「高品質」と言われるものでも、
実際には合成界面活性剤が使われていたり、成分の大半が「水」だったりもします。
それを悪いと判断するわけではありませんよ。
ただそれを知ったうえで選ぶことが大切だと私は思っています。
このブログが、あなたの肌がきれいになるためのヒントになれば嬉しいです。
はじめていきますね。
シミやくすみを気にして「美白効果のある化粧品」を選ぶ方は多いですよね。
(私が20代の頃、そんな効果のある化粧品を選んでいました)
特に「薬用美白」とか書かれた『医薬部外品』は、肌の色が白くなって、きれいになれるんだ!
これを使えば、シミが消えるんだ〜!と期待をして、購入したことを今でも覚えています。
それは、私だけでなく、みなさんもそうではないかと思います。
スキンケアについての著書「美肌になりたければ、そのスキンケアをいますぐやめなさい。」
皮膚科医専門医・西正行先生にもあるのですが、
この「医薬部外品」という言葉の裏に、意外と知られていない真実があるのを
ご存じでしょうか?という内容が載っています。
化粧品は大きく分けて「化粧品」と『医薬部外品(薬用化粧品)』があります。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、
「化粧品」
全成分を表示する義務があります。
(例:水、グリセリン、合成界面活性剤、防腐剤、香料など、全て表示)
『医薬部外品(薬用化粧品)』
厚生労働省が効果を認めた「有効成分」が必ず配合されています。
しかし、成分表示は「有効成分」1種類以上と、「表示指定成分(旧・アレルギーや刺激の
恐れがある成分)」のみでOK。
(化粧品と違って、全成分を記載しなくてもよいということ)
例えばになりますが、『医薬部外品』と表記されていて、「美白化粧品」なんて書かれていて、
「美白有効成分ビタミンC配合」と大きく書かれた化粧品があるとします。
これを見ると、「ビタミンC」が記入され、その後ろにはカタカナの成分が数個書かれているだけです。
こうなっていると、ビタミンCが多く入っていて、添加物もなくて、肌に、良さそう!って、思って選んでいませんか?
これね・・・・
防腐剤・界面活性剤・香料などの添加物、表記しなくてもいいみたいなんですよ!
実際は、もちろん添加物は入っています。
私たち消費者にはそれがみえないんですよね・・・・
よく、『無添加』をうたって、肌に安心!を売りとしているものもたくさんありますが、
「医薬部外品」でしたら、こういうことですし、
「化粧品」の場合は、全成分表示だから、
添加物は、入ってないわ!と安心しないでくださいね!!!!
よく聞くみなさんが知っている添加物が、入っていないだけで、違う名前の添加物が、
必ず入っています!
表示成分、見ただけでは、ほんと判断しづらいですよね・・・・
無添加なはずがないんです・・・・
化粧品は腐ってしまったら大問題ですからね。だって製造年月日も表記しなくていいわけですから、
実際いつ製造されたもなのかもわかりませんし、暑い40度近い倉庫に置かれているかもしれないですし、
防腐剤たくさん入れなきゃ・・・・ってことになりますよね。
では、なぜこれが問題なのか・・・・
肌が弱い方やアトピー体質の方にとって、
合成界面活性剤や防腐剤は大きな刺激になってしまうことがあります。
肌が弱い方だけではなく、合成界面活性剤はバリア機能を低下させてしまいますので、
肌トラブルを引き起こしてしまう要因になってしまいます・・・・
残念ながら、「医薬部外品」でも、入っている成分をしっかりと把握することができないんです。
「薬用」「医薬部外品」「美白」という言葉は、私たちに期待を与えるための強力なワードです。
選びたくなります・・・・
でもその裏側に「表示されていない成分」があることを知っておかないと、
何を使っても、何に変えても、肌悩みを解決する近道にはならないのかな、と思います。
スキンケアは「何が入っているか」を知ることが大切かと思います。
本当に自分の肌に合った化粧品を選ぶためにも、
ぜひ医薬部外品のルールも知っていていただきたいと思います。
読んでいただいた方に少しでも参考になりましたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます。