『界面活性剤』がバリア機能を低下させる!?あなたの肌に起きていること

”いつまでも自分らしく過ごしたい、あなたへ”
毎日使う化粧品やスキンケア、本当に肌に届くものを選べていますか?
高いお金を払って買う化粧品だからこそ、
『本当に肌に必要なものを選んでほしい』
『間違った情報で肌に負担をかけたり、お金をムダにしてほしくない』
そんな想いで、発信してしています。
化粧品業界では、「敏感肌用」「高機能」と言われるものでも、
実際には合成界面活性剤が使われていたり、成分の大半が「水」だったりもします。
それを悪いと判断するわけではありませんよ。
ただ、それを知ったうえで選ぶことが大切だと私は思っています。
このブログが、あなたの肌がきれいになるためのヒントになれば嬉しいです。
はじめていきますね。

 肌の健康を守る大切な力、「バリア機能」をご存知でしょうか?
 肌のバリア機能は、外部刺激から肌を守り、水分を保持することで
 潤いを保つ重要な役割を担っています。
 しかし、私たちが毎日使う化粧品の中には界面活性剤が含まれていて、
 このバリア機能を低下させてしまうそうです。

 よく、キャッチフレーズに聞くような「美容成分がぐんぐん浸透する」なんて表現。
 「肌にしっかり入って肌がきれいになれそう!」と40歳頃までは思っていましたが、
 どうやら、実はそうではなかったみたいです。
 これらの事、化粧品の真実を知ったのは私が42歳の時になります。
 本当に、化粧品の知識・・・・もっと若い時、化粧品を使い出すときに、
 知っていたかったです。
 知っていたら、もうちょっと老化を遅らせることができていたのではないかと思います・・・・(笑)

 界面活性剤とは本来、混ざり合わない「水」と「油」をなじませるための成分です。
 シャンプー、クレンジング、洗顔料、クリーム、あらゆる化粧品に含まれています。
 (私、美容師ですので、またシャンプーについてもお伝えしていきますね)

 界面活性剤、便利な成分のようですが、皮膚科専門医の西正行先生の書籍には、次のように
 書かれています。

 「なぜ、合成界面活性剤を肌につけることが怖いかというと、合成界面活性剤は、
  肌のバリア機能を壊すからです。バリア機能を壊すことで、肌に良いとされる美容成分
  などを、肌の内側へ浸透させているからなのです。
  考えてみてください。バリアを通り抜けるにはそれを破壊しないと突破することは
  できないと思いませんか?」

 つまり、化粧品の成分を肌に浸透させるにはバリア機能を壊して、バリア機能が弱まった
 状態を作らないと奥まで美容成分を届けることはできないということ。

 肌のバリア機能は、主に角質層と皮脂膜から成りたっています。
  ・角質層:角質細胞と細胞間脂質で構成され、水分を保持
  ・皮脂膜:皮脂と汗が混ざった天然の膜で、外部刺激から肌を守る

 このバリア機能が壊れる(溶かし、流される)と、肌は乾燥しやすく、赤みや痒みが出やすくなります。
 さらに紫外線や雑菌の影響も受けやすくなり、シミや小じわの原因にもなります。

 界面活性剤は、角質細胞間脂質を溶かし、水分保持力を低下させることが
 わかっています。

 バリア機能が弱まると、私たちの肌は次のような変化を感じやすくなります。
  ・洗顔後すぐに乾燥を感じる
  ・高級クリームをん塗っても潤いが続かない
  ・敏感肌やアトピー肌の方は特に影響を受けやすい

 このように、界面活性剤が、肌のバリア機能に影響を与え、肌トラブルの要因になっていることも
 理解しておくことが大切です。

 ・「浸透力が良い=肌に良い」と思い込まない
 ・成分表示を確認して、自分の肌に合った化粧品を選ぶ
 ・肌本来の力を大切にするスキンケアを意識する

 肌のバリア機能を守ることが、健康で潤いのある肌へ導く第1歩です。
 化粧品選びの際には、この「裏側」を知った上で選ぶことが、美肌への近道になります。
 裏側なんてどうやったら知ることができるの?と思われると思います。
 SNSには載っていない真実もたくさんあります。
 肌の悩みのある方、きれいになりたいという方にお伝えしていきたいと思いますので
 ゆっくりにはなりますが投稿していきますね。
 

読んでいただいた方に少しでも参考になりましたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます


  

 

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